口内炎早く治すためには、お薬?それとも食事?
気が付いたらお口の中にできる、「口内炎」。
みなさんは口内炎が痛くて、お食事が困った、、なんて経験はありませんか?
小さいものでもできると非常にストレスを感じてしまう口内炎ですが、巷でよく耳にするのは、ビタミンCが足りない。なんてことも聞いたりしたことがある。という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今日はそんな口内炎についてお話します。
そもそも口内炎て何?
お口の中の「粘膜」に起こる炎症をいいます。
では、口内炎はどうしてできるのでしょうか?
原因として言われるのは、
・ストレスや疲れ
・睡眠不足
・栄養不足
・口の中を噛んでしまう
・お口の中の乾燥
・細菌やウイルスによるもの など
様々な要因があると言われていますが、現代社会で考えると一番は不規則な生活や食生活!
特に食生活では、主に皮膚や粘膜の健康維持を助けるビタミンB2・B6・Cが不足すると、口内炎になりやすくなると言われています。やはり、ビタミンCも不足すると良くないんですね。
そのため、口内炎ができやすいな。と感じる方は睡眠時間を見直したり、適度な運動を心掛けたり、バランスの良い食生活に改善するだけで治ってしまうこともあります。
では実際に口内炎ができてしまったときにはどう対応すべきなのか?
治療法としては、歯科医院で処方されるステロイド軟膏を処方し、塗っていただくことで改善していきます。
併せて、お口の中を綺麗にすることで口内炎が長引いたり悪化することを予防していきます。
日頃からできる、口内炎の予防法は?
1.規則正しい生活
睡眠をしっかりと取って疲労をためないこと、そしてストレス発散のための気分転換などを心がけましょう。
2.バランスの取れた食事
忙しい毎日になると、朝食を抜いたり、栄養の偏った食事になりがちです。
なので、毎食時に野菜を取り入れてみる、お魚を食べる日を作るなど、一日の食事がバランスよくなるようにしましょう。特にビタミンB群は口内炎の予防や改善に効果があると言われています。
3.セルフケアでお口を清潔に
大人の口の中には、300~700種類の細菌が生息しているといわれています。
数で言えば、歯をよく磨く人で1000~2000億個、あまり歯を磨かない人では4000~6000億個、さらにほとんど磨かない人ではなんと1兆個もの細菌がお口の中に棲んでいます。
このように大量に存在する口腔内細菌は、口内炎の発生はもちろん、全身疾患にも関与していると言われていますので、日頃の歯磨きや殺菌作用のあるうがい薬などで口の中を清潔に保つ努力が欠かせません。
セルフケアをしっかり行うことでできるだけお口を健康に保ち、口内炎も予防していきましょう!
もし口内炎ができてしまったら、その時はご自身の生活や食生活、セルフケアを見直すチャンスかもしれません。
是非、改善するための行動を起こしてみましょう!